組版プラグイン『DDCSV2(現在はサブスク版 DDCSVとして販売中)』スクリプト講座
名刺・宛名 編(全10回)

長体をかける

文字列が指定された幅に収まるように、文字の幅を縮小、または拡大します。
フォントサイズはそのままで水平比率を変更します。

MAXW

文字列が指定された幅に収まらない場合、指定された幅に収まるように”長体”をかけます。
(水平方向に縮小します。)

例)幅90ポイントを指定して、フォントサイズ10ポイントで”会社名”を流し込む。

DDCSV2Script

<MAXW W=90>[会社名]</MAXW>

上記となります。
この時、以下のデータ(CSV)を流し込むと、

↓↓↓

※ MAXW を適用しない場合

<解説>
”BU生保株式会社”と”ベビユニ(株)”以外は、フォント10ptでは、90pt をオーバーする為、水平方向に縮小した長体がかかり、90pt に収まるように挿入されます。

FIXW

文字列が指定された幅にちょうど収まるように、”長体”をかけます。
(水平方向に拡大、または縮小します。)

例)幅90ポイントを指定して、フォントサイズ10ポイントで”会社名”を流し込む。

DDCSV2Script:

<FIXW W=90>[会社名]</FIXW>

上記となります。
この場合は、

↓↓↓

上記のよう、90ポイント丁度に収まるように長体をかけて組版されます。

<今回のポイント>

挿入する項目(内容)に応じて、『MAXW』『FIXW』を使い分ける。

次回 → 名刺・宛名 編 〜 文字の書式を変換する 〜